標準偏差(σ)とは?
シャープレシオ、ソーティノレシオ、ボラティリティに良く使われている標準偏差(σ)とは、どう言う数字でしょう。
いろいろなもののデータをグラフにすると、様々な形になります。
データの平均値に近くなるほど集まるデータが多いという形になる場合は正規分布と言えます。
このグラフの場合、カーブの特徴は平均の ±1σ の間には68%位のデータが集まります。
±2σ の間は95%、±3σ の間は99.7%のデータが入ります。
ファンドの成績が正規分布のかたちに当てはまることによって標準偏差(σ)がボラティリティを示し、数字として使われています。
つまり、成績の7割がボラティリティ内(平均 ~1σ から 平均 +1σ)の間に当てはまります。
ただし、成績が本当に正規分布に当てはまるのかどうかがポイントです。
つまり、標準偏差はどこまで正しくリスクを表せているのか?が問題です。
次回:そこで、(過去の)リスクをもっと簡単な方法でみることができるので、ご紹介します。:Historical Method
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